Python Web開発フレームワークDjangoの「Django Girls Tutorial」をやってみました
久しぶりの更新です。
私は仕事でもプライベートでもweb開発をほとんど行ったことがないのですが、Webアプリは作れて損はないですよね。そんな中で今回はpythonのWeb開発フルスタックフレームワーク「Django」の有名なチュートリアル「Django Girls Tutorial」の日本語版を試した感想記事になります。
感想
基本的にはチュートリアル通りに進めれば難しいところはありませんでした。ただ、前提としてpythonの基本とWebシステムの基本は知っていたほうがいいと思います。pythonを全く知らない人がDjangoに行きつくことはないと思いますが、Webに関しては以下の本がおすすめです。
「プロになるためのWeb技術入門」 ――なぜ、あなたはWebシステムを開発できないのか
- 作者: 小森裕介
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2010/04/10
- メディア: 大型本
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Django Girls Tutorialをやれば、URLマッピング、ORM、テンプレートエンジンなどの基本を実際に動かすことができます。Herokuを利用したデプロイまでできるので、開発環境と本番環境の違いを意識することもできます。正直私が会社で新人の時に受けた教育よりもよっぽど丁寧です。とても良いチュートリアルだと思います。
少し気になったのは、日本語版のチュートリアルはDjango2.系に対応していません。英語版の本家のチュートリアルは対応されていました。Django2.系ではurl.pyのURLマッピングを行う関数がurl関数からpath関数に変更されています。私は英語版が対応していることに気づかず自力で調べてしまいました。最初から英語版を見ておけばよかった。英語が苦手という方は日本語版と並べながら作業を進めてみるといいかもしれません。
すべて終えて改めて思いましたが、フルスタックのWeb開発は覚えることが多くて大変ですね。私の場合大学時代はC言語で研究用のコードを書くことがメインで、社会人になってからWebに限らずアプリ開発を始めたのもあり、感覚に慣れるのに苦労しています。
本当は今回の記事も苦労したところであったり、具体的なコードを上げようかと思っていたのですが、あまりにチュートリアルが分かりやすかったので、本当にただの感想記事になってしまいました。そのくらい分かりやすいので興味のある方は是非試してみてください。
以前ブログ記事にも上げましたがTornadoは少し触ったことがあるので、次はFlaskを触ってみようと思っています。